以前の記事でも触れた通り、欧米では人気のあった ZX Spectrum。
その写真や各種資料を多く収めたビジュアルブックの制作が決定、Kickstarterでの受付が始まった。

見開きで各種ゲームの美しいスクリーンショットを紹介するページを中心に、コンセプトアートや当時の雑誌記事、ゲームのマップなども紹介されている。
さらに、美しく撮影された筐体の写真なども収められており、まさにZX Spectrumを愛してやまない人のための本となっている。

ファンディングにはいくつかのプランがあり、10ユーロでPDF版、25ユーロで実物が手に入る。
35ユーロ以上のプランがいろいろ用意されており、それぞれブック本体の他に、ポスターや既刊の他のブックなど異なった特典が付いている。
また、10ユーロをプラスすると本をハードカバーにすることができ、よりゴージャスになる。

 
Ubiktune主催 C-jeff がZX Spectrumで制作したアルバムが手に入るプラン(50ユーロ)もあり、チップチューンファンとしてはぜひチェックしておきたいところだ。

 
実質のところ受注生産のような形だが、ファンディング総額によって本の内容がより増えていくといったあたりがクラウドファンディングならではというところのようだ。

 
ちなみに同じ会社(Bitmap Books)からは他にもAmigaや Commodore64などのビジュアルブックもリリースされており、こちらはオンラインで購入可能だ。