ロンドンで各種シンセサイザーを制作しているSoulsby Synthesizers社から 8bit風のDIYシンセ「miniAtmegatron」が発売された。

マイコンボードArduino Uno上に組み立てるタイプで、ハンダ付けの心得があれば組み立て時間は30分〜1時間ほどとのこと。

 
音源は波形メモリをベースにした独自音源で、発音数はモノラル。
ステップシーケンサーでフレーズを作成可能だ。
Arduino Uno側でMIDIを実装してあればMIDIシンクが可能なので、本格的に楽曲の中で使用することもできそうだ。
さらに、ソフトウェア側はオープンソースとなっているので挙動の変更や調整などもトライしてみたいところだ。

 
DIYを楽しみたい人にはたまらないこの製品だが、すぐに楽器として使いたい・・・
という人には組み立て済みの「Atmegatron」も用意されている。
これは単に同じものではなく、上位バージョンとしてより多くの機能を搭載しているので、機能面から選択するのもアリだ。

 
現在日本では Gizmo Music で Atmegatron の方を取り扱っているが、miniAtmegatron については検討中とのことだ。