チップチューン発展に重要な役割を果たしてきたレーベル・8bit People。
近年は以前ほどの活発さはないものの、断続的に作品をリリースし続けている。
この夏にリリースされたのはnotendo「Live in Tokyo」とKris Keyser「Reviver」の2作品。
いずれも8bit Peoplesのページから入手可能で、通常クォリティ盤(192kbps)が無料、ハイクォリティ盤(320kbps)が$5USDとなっている。
notendo / Live in Tokyo
コンピュータをバグらせた画面でビジュアル作品を制作するグリッチアートの世界で第一人者として知られるnotendoによるチップチューン作品。
タイトルの通り東京でのライブ収録盤で、ゲームボーイを使ったシンプルなセットでの演奏となっている。グリッチアートのようなランダム性はないが、機械的で整然としたアート感あふれる作品となっている。
Kris Keyser / Reviver
デジタルグラフィックアーティストでもあり、8bit Peopleの正統派ともいえるメロディックなチップチューンが持ち味のKris Keyserによる初のフルアルバム作品。
こちらもゲームボーイを主体としたストレートな音作りとなっている。
彼はSquare Sounds Tokyo 2018に出演予定となっているので、見に行く人はぜひこの作品もチェックしておこう。