ファミコンをそのまま小さくしたフォルムで、しかも実際にゲームが楽しめると話題になったファミコンミニ。
懐かしくてかわいいちょっと”特別な”このハードだが、どうやら中身を調べてみると思いのほか”普通”であるようだ。
ファミコンミニで自前ビルドのLinux動いた (My Linux kernel on NES Classic) pic.twitter.com/00EZZgMx7A
— op (@6f70) November 13, 2016
これまで、小さな筐体や意外性のある筐体でファミコンやゲームボーイ、PCエンジン等々を動作させるという非公式なハックが数々あったが、それらの多くはLinuxの上でエミュレータを動作させることで実現している。
欧米版(NES Classic)発売直後から、どうやらファミコンミニ(NES Classic)もそうした非公式ハックと同様の構成になっているようだとの噂が浮上。
もうしそうなら、自前でLinux用エミュレータを用意することで同様なハック―つまりファミコンミニ上でゲームボーイやPCエンジンがプレイできるということになる。
それを実際に証明してみせたのがこの試みというわけだ。
Linuxさえ動作していれば、あとは好きなエミュレータを入れることで「ファミコンミニ上で遊べる◯◯」の完成だ(もちろんハードの制約があるので何でもというわけにはいかないが)。
こちらには自前Linuxのインストール手順が解説されている。
公式な使い方ではないから保証の対象外になる可能性があるので注意だ。
30種のゲームしか遊べないという自由度の低さがちょっとした不満だったファミコンミニ。
まさかここまで自由度無限大になってしまうとは驚きだ。