ファミコン全盛期、ゲーム好きならファミコン用のゲームを作りたいと一度は思ったことがあるのではないだろうか。
そんな夢を30年越しで実現しようとしているのが「NESmaker」だ。
現在でもファミコンのシステムやアセンブリ言語を理解し、様々な制限と戦いながらコードを書けば自分のゲームを作ることは可能だ。
しかしその難易度は極端に高く、プログラム経験者ですらハードルは非常に高い。
その難しいゲームづくりを、一切コーディングせずに、しかも実機で動作可能な形でできるようにしようというのがこのプロジェクト。
実はプロトタイプとなるツールはすでに動作しており、公式サイトではすでにいくつかのゲームが公開されている。
しかしまだまだツールは開発者自らが使うための最低限の機能しか持っておらず、きちんとしたソフトとして公開するにはさらなる開発が必要となっている。
そのための費用を現在Kickstarterによるクラウドファンディングで募集しているというわけだ。
すでに最低目標額は達成しており、あとは締切の2月12日までの間、追加目標額を達成するごとにさらに機能開発や追加要素が増えていく。
一番最近の目標達成では音楽編集機能が追加された。
ファミコン音楽制作での定番FamiTrackerのサポートも含まれるとのことなので、チップチューナーは要チェックだ。