すべてがグニャグニャ!脱力感満点の「Jerry Mario」

  • 2018.03.09

スーパーマリオをアレンジしたゲームは数あれど、これほど「ゆるい」ゲームはなかなかないかもしれない。

video from Robert McGregor

一見オリジナルのスーパーマリオブラザーズのようにも見えるが、すぐに何やら全体がユラユラしており、BGMも気が抜けたようになっていることに気づくだろう。

 
そして操作してみると、すべてが「グニャグニャ」。
まさにタイトルの通り、キャラクターからブロックまで、すべてがゼリー状なのだ。
操作は矢印キーのみ(ジャンプの操作が上矢印キーである点は注意)で、最初は要領が分からず即死してしまうかもしれないが、慣れるとそこそこ調子よく進むことができる。

 
なんとも「ユルい」このゲームだが、技術的にはリアルタイムで複雑な変形を計算するという高度な処理が伴っており、その “技術の無駄遣い” 感が実に素敵だ。
ちなみに、BGMもピッチやテンポがグニャグニャと安定しないが、どうやらキャラクターのスピードに合わせて加減速している様子。
この無駄な芸の細かさも味わい深い。

 
現在公開されているものは「α版」とのことで、今後アップデートがあるかもしれない。
このゲームのように”ゆるく”ウォッチしておきたいところだ。

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