「CHIP UNION FESTIVAL」パーティ・レポート!

  • 2014.09.26
先日9月13日、渋谷O-nestにて、CHIP UNION立ち上げイベントとなる、「CHIP UNION FESTIVAL」が開催されました!

ライブとラウンジを組み合わせた「8-bitのテーマパーク」というコンセプトのこのイベント、チケットは当日までにほぼ完売状態で当日券は若干数と、初回ながらその注目度と期待度がうかがえます。

17:00のOPENから、一斉にお客さんが入場。
まず人気だったのは、入り口すぐに構えられた「YMCKナカムラのドット似顔絵コーナー」。
YMCK自身はもちろん、数多くのドット絵作品を手がけているナカムラ氏によって自分の似顔絵のドット絵を作ってもらえるという、ファンにはたまらないこの企画。
希望者が押し寄せたため、整理券を配り対処するも、全員分は作れず限定でのサービスとなりました。

その日描かれた、カワイイドット絵似顔絵ギャラリーはコチラ

ドット絵似顔絵コーナーのとなりには、吉祥寺Pico Pico Cafeのオーナーでもあるホワイトさんによる、開発中のゲーム『Voxatron(ボクサトロン)』の出展。
小さい四角(ボクセル)の立体ドット絵表現された3Dゲームはとってもキュート!
4人同時プレイ可能で、さっそくワイワイ対戦が始まっていました。

そうしてラウンジフロアを回っていくうちに、気付けばライブ開始の18時。
奥にある階段を下りてライブフロアに行くと、まずはstorzのライブ。
ゲームボーイを片手に長い髪を振り乱しながら、低音がうねるヘヴィなサウンドを繰り出して、フロアを大いに揺らしていました。
若手ならではの勢いのあるライブに、さっそくフロアの熱が上がります。

ライブフロア、続いてはヒゲドライバー
キャッチーで勢いのあるチップチューンに、これまたフロアの温度が高まっていきます。
途中MCで「チップチューンのときはあまりやらないけど、今日はタオルがあるから特別に」と、ラウンジで買ってきたYMCKタオルを掲げ、アニメ「機巧少女は傷つかない」主題歌『回レ!雪月花』のチップチューンRemixを披露。
サビの「回レ!」に合わせて、多くのタオルが舞っていました。

ここで少し休憩とラウンジに戻ると、ちょうどよく「回復の泉」を発見!
あの「ゼ」から始まる伝説風に装飾された、ふかふかの泉に癒されて、少し休憩。

そのとなりには物販コーナー
先ほどライブで振り回されていた、YMCKの新作「カレーだよ!」タオルも。
そのほか出演者のCDなど多く出展されている中、一際目を引いたのは、SEXY-SYNTHESIZERのブロマイド
70sのアイドル風のポーズと、あまりのナイススマイルに、すぐ完売という大人気!

ラウンジフロア内その反対側では、新宿8bit cafeが、オリジナルカレーを出店。
ヨーグルトで鶏肉を漬け込むなど、かなりのこだわりが伺えます。
こちらも数量が限られており、整理券を配っての対応。
すぐに売切れてしまったため追加するも、それもすぐに売り切れるという人気ぶり。

一方ライブフロアでは、フラット3rdのライブが。
チップサウンドに女性ボーカルとギターというなかなか珍しい組み合わせも、得意なポップな曲調で一気にお客さんの心をつかみます。
途中ジャクソン5のカバーなど、飽きさせない、かつ3人の華のあるステージング。
しかしこのバンド、なんとライブ2回めのライブなのだとか!今後が楽しみです。
今回初めて見てファンになったお客さんも多かったようで、後のCDの物販でも人気でした。

ライブフロア、続いてはKUNIOの登場。
その柔軟さとフットワークの軽さから、今やイベントにも引っ張りだこの人気チップチューナー。
今回もゲームボーイを駆使して、ガチなチップチューンから、ポップなRemixまで、幅広くカバーです。
この日のために作ってきたというSEXY-SYNTHESIZERの『GAMER’S DELIGHT PT.3』のRemixもプレイ!
さすがの盛り上がりで、30分間駆け抜けました。
『GAMER’S DELIGHT PT.3』のRemixは、コチラに公開されてます。

ライブが盛り上がる一方、ラウンジフロアもまだまだ盛況。
8bit cafeのカレー屋さんが売り切れごめんなさいを掲げる横では、「ドットアイテム制作工房」が出展。
みなさん、アイロンビーズを使ってオリジナルのドット絵アイテムを作って楽しんでいました。

そのとなりには、漫画家RIKIさんプロデュースの新作8ビットゲーム「キラキラスターナイト」が出展。
「まさかファミコンで新作が出た!?」と巷をにぎわせたこの話題作ですが、今日は Chip Union Festival仕様の特注タイトルロゴや、新規収録のYMCK楽曲も入って特別感満載でした。
さらに、この日お客さんとして来場していた豪華作曲者陣によるトークも!
このトークショー、あまりに豪華メンツが集合したということで、当日急遽開催が決まったのだとか。貴重な制作におけるアレコレを聞くことができました。

そして、ライブのほうは、いよいよクライマックスへ。
先ほどブロマイドが大人気だったSEXY-SYNTHESIZERと、箱をかぶったVJとしておなじみm7kenjiのステージ。
ポップで踊れるピコピコサウンドと可愛らしいドット映像で、さすがのクオリティの高さを見せ付けます。

そして、ラストはYMCK
こちらも映像を駆使した、圧巻のパフォーマンスです。
そして途中、新曲「You Can Be A Star」を初披露!
大いに盛り上がったこのライブ、当然のことながらおとなしく終了・・・とはならず
アンコールで再び登場!
YMCKの初期からの代表曲でもあり、まさにこのイベントを象徴しているような楽曲「Magical 8bit Tour」をプレイして大団円を迎えました。

こうして幕を閉じ「8-bitのテーマパーク」。
今から次回への期待も高まります!

当日のtwitter上での盛り上がりは、コチラで確認することもできます。

主催者の総評・・・
初めはどうなるか不安もいっぱいでしたが、ふたを開ければ大盛況で、客層も、ファミコンで育ってきた世代から、お子様まで、幅広い世代が集まってくださいました。
本当に感謝感謝であります。
そしてありがたいことに、早くもCHIP UNION FESTIVAL第2回目、そしてSEXY-SYNTHESIZERさんのブロマイド第2弾を求める声が上がっています。
反省点も生かしつつ、ぜひ2回目、3回目と続けていければいいなと思っています。
(セクシーさんも、ぜひ第2弾、第3弾をお願いします!)
ということで、みなさま本当にありがとうございました!
またお会いしましょう!

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