こんにちは、ヒゲドライバーです!
日本の夏、ピコピコの夏、みなさまいかがお過ごしでしょう?
今夏は、各地でさまざまなチップチューンイベントが開かれていますが、来る8月29日、いよいよ、私ヒゲドライバーが主催のイベント「MOtOLOiD Chiptune Festival 2014」が開催されます!
このイベント、昨年までは、YMCKをはじめ、チップチューンシーンの第一線で活躍している方々を多数お呼びしていましたが、今年は9月に「CHIP UNION FESTIVAL」が控えていることもあり、少し趣向を変えて、僕が今注目している若手にスポットを当てる、といったコンセプトにしてみました。
これからその期待の若手チップチューナー3人を、一人ずつ紹介していきます。
イベントの予習として、ぜひチェックしてみてください!
- 黒魔
元々は中二の俺として多くのネットユーザーの腹筋を崩壊させたとか、そのへんの話は省略しまして。
今や、KONAMIの音ゲー「SOUND VOLTEX」にも多数楽曲が収録されている、若手実力派クリエイターです。
スピード感のあるピコピコ系の曲を得意としいて、いわゆる音ゲーっぽい、勢いがあってキレの良いビートが、すごくカッコイイです。
チップチューン以外の曲も多く作っていて、ほかの音との掛け合わせも多いですが、ポイントポイントでしっかりピコピコが生かされています。
そしてチップチューン特有の、物悲しさや郷愁も、ちゃんと感じられます。
黒魔さん自身、若いのにレトロゲームが大好きで、僕が初めて会ったときも、ファミコンの話で盛り上がりました(笑)
そのあたりの感覚が、楽曲にも表れているのでしょうか。
若い勢いの中にも、しっかり生きているピコピコの魅力を、ぜひ感じてもらいたいです。
オススメ曲『super ultra kuma boy』
- kyoheifujita
チップチューンユニット・うさぎのへいたいは待機。のメイン・コンポーザーで、今は個人でkyoheifujitaとして活動中。
曲調は、エレクトロニカ的な、アンビエント的な・・・ジャンル分けが難しいけど;
そんな曲を、あくまでチップチューンにこだわって作っています。
本人は結構な作曲マニアで、理論的なことからチップ音源のことなど、かなり勉強している様子。
曲を聴いても、音の重ね方、時間の埋め方、いたるところに曲作りの緻密さが伺えます。
「なぜそれを、わざわざチップチューンでやるの?」と聞いても、「チップチューンだからこそできる」と答えます。
チップチューンにこだわり、チップチューンの新たな可能性を探求する若者。応援しています。
今秋リリース予定のiPhoneアプリ「dreeps」の音楽を担当、チェックしてみてください。
「dreeps Trailer」
オススメ曲『こころを見つける』
- Task
たぶん今回の出演者の中で一番ヒゲドライバーの感じに近い人。
ピコピコとギターロックを合わせた曲を得意として、ニコニコインディーズで主に活動中。
めまぐるしい曲展開やクセになるメロディーが、ピコピコとも合っていて、すごくカッコイイです。
今年の春に発表されたアルバム「僕にとってのNNI」は、チップチューンの新たな世代の存在を突き付ける、名盤。
ぜひいろんな人に聴いてもらいたいです。
ボーカロイド楽曲も作っていて、ボカロオリジナル曲『新宿シック』は、ニコニコ動画で10万再生を突破するなど、今、各方面で注目を集めています。
ちなみにTaskさん、僕が昔作ったフリーRPG「YAS」のテストプレイヤーとして参加してくれてたという過去が!
なのでエンドロールに名前が載ってます。その話を聞いて、僕が一番ビックリ!なんという巡り合わせ!
オススメ曲『新宿シック』
・・・ということで、僕が今すごく注目している若手3名を紹介させてもらいました。
極端な話、彼らが次世代のチップチューンシーンを支える存在になるんじゃないかと、ひそかに思っています。
そんな若手3名に加え、MOtOLOiDでは常連で、僕の最新アルバム「HIGE DANCE」にも参加してくれてますU-jiさんと、僕ヒゲドライバーの、合わせて5名のチップチューン・ミュージシャン。
そして、VJにはクロユキさん、m7kenjiさんを迎えて、8月29日、「MOtOLOiD Chiptune Festival 2014」が開催されます。
僕自身、すごく楽しみであります。
遠方で来られないという方は、当日はUSTREAM放送もありますので、ぜひご覧ください。
イベント詳細ページ
http://2-5-d.jp/motoloid/